第3回ネパール支援に関する関係団体連絡会議に参加しました!
2016年9月26日(月)、盛岡市アイーナ6階、団体活動室にて
参加者:仁佐瀬一子、古舘まち、前澤良子
この会議は東日本大震災時のお返しとして、岩手県環境生活部若者女性協働推進室が担当し、ネパールへの支援を呼びかけました。
< 参加団体 >
・ネパール・インド料理レストラン「ニルバーナ」代表
・メガネの松田会長
・特別非営利活動法人「おはなしころりん」理事長
・岩手県ユニセフ協会事務局長・スタッフ
・岩手県ユネスコ協会連盟会長
・JICA東北支部岩手デスク
・公益財団法人岩手県国際交流協会
・日本ヨーガ療法学会 認定ヨーガ療法士会・岩手
・岩手日報社
各団体の活動報告と支援に向けた意見交換がされました。
長年、眼科医療とメガネの無料配布を行ってきて、5日前にネパールより帰国したばかりのメガネの松田会長より現地の報告が詳しくされました。
ネパールの面積は本州の3分の2、人口2,600万人。
60の民族、言語、文化がある。宗教はヒンズー教、ネパール仏教。
月収は若者で、4,000円~6,000円、公務員10,000円(日本円にして)。
貧困が問題で、人身売買や小児労働が行われ、女児は主にインドに13~15万円で売られるとのことです。
親の借金の返済や、奴隷制度があり、大地主に無報酬で雇われる。
復興への国家予算がない。
地震により、世界各地から61億ドルのお金が集まったが、復興に生かされていない。
ネパール復興庁の人数より、現地カトマンズのJICAスタッフのほうが多い。
現地の人は働きたくないので休みを取る。
親しくしているネパール人の友達には、政府に寄付するなとメールが来る。
去年9月、盛岡で募金をし60万円が集まった。(現地のお金に換算すると×20で1,200万円)
支援している学校の口座に入金をした。(個人には渡さない)
地震で崩壊した家のほとんどはレンガ造りで柱がない。
50年前に法律が変わり、柱を入れるようなったが、貧しい人たちはトタンで作ったシェルターに住むしかない。家の再建はブームだが、富裕層に限られる。
認定ヨーガ療法士会・岩手からは、国際ヨーガディにちなみ、全国各地で行われたネパール支援ボランティアについて報告しました。
チャリティ・ヨーガで集まった400万円で、ヨーガタオル、うちわを作りました。
現地にヨガバスを走らせ、カトマンズより約1時間半ほどのカルデ村2か所の高校を会場に、述べ1,000人以上の参加で、日本各地から集まった10名のヨーガ療法士が、3日間で10回のヨーガ療法指導をしました。
学会ホームページのボランティア報告より、虎谷恭子さんの報告を仁佐瀬さんより紹介させていただきました。
日本ーネパール国交60周年記念で、ネパール前副首相タパ・カマル氏が来県、会議終了後、講演会および懇親会が開かれました。私たちは会議のみの参加でした。限られた時間の中でしたが、ヨーガ療法士の国内・外での活動を紹介しました。
今回の会議で、ヨーガバスの活動報告を紹介することができました。
(報告2016/9/27 前澤良子)